フィルムカメラで撮るブログ

フィルムカメラ好きの日記です

フィルムのデジタルデータ化をするのにニコンのES-2というアイテムを使っています。



ES-2はスキャナーよりも手早く、かつ高精細な画像を得られることが何よりのメリットです。

しかし、ちょっとだけ悩ましい部分も。

それがニコンのカメラでの使用を前提としている点。ES-2対応レンズとして公式にアナウンスされているのは当然ですがニコンのマクロレンズだけなんです。

ぼくはキヤノンのデジタル一眼レフ(EOS 5D mark III)を使っているので、これには困りました。ES-2でのデジタイズに必要なマクロレンズも持っていないので何か買い足さなきゃいけない。でも、正直マクロでの撮影にそこまで興味がなかったのでレンズはなるべく安いものを探したい。

今日はそんな人のためのブログ。ぼくがES-2で使っている全機材を紹介します。

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SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG


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一番大事なレンズを最初に載せます。ズバリ、キヤノンユーザーがES-2でデジタイズする用途で一番コスパがいいのはコレ。SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGです。

すでに生産が終了しているので中古カメラ店やヤフオク、メルカリで探すことになりますが相場は10,000〜15,000円くらい。ぼくは運良くAF不動の美品を見つけてもうちょい安く手に入れました。

マクロでの撮影に興味のない人ならこれ一択です。


MARUMI ステップダウンリング 55mm → 52mm


0M4A0113のコピー

次に必要なのはマルミのステップダウンリング。ES-2とマクロレンズを接続するために使います。

このステップダウンリング、とにかくめちゃめちゃ種類があります。実際に売り場で探すと確実に目と腰がやられます。

というわけで必要なサイズを書いておきます。使うのは55mm → 52mmのものです。

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(55mmの方が破れちゃってますが...)

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ちゃんと55mmから52mmです。これは400円前後で購入可能。Amazonではあわせ買い対象ですが368円ですね。安い。


はい、以上。キヤノンの一眼レフを持っている方ならこれだけあればES-2でデジタイズが可能です。カメラに装着するとこんな感じになります。

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このセッティングをしたうえで、レンズの方からライトで照らせばOK。ちなみにライトは様々なやり方があるみたい。ざっと調べたところによると...

  • ビデオ用のLEDライトを使う
  • ライトテーブルを使う
  • iPhoneのライトボックスアプリを使う
  • iPhoneの懐中電灯で照らす
  • PCの輝度をマックスにして白い画面を映す

あたりの方法があります。ぼくはPC画面とスマホのライトボックスアプリを試しました。ここはやりやすい方法を個人個人探るのがいいんだと思います。

先日ブログに買いた新宿御苑の写真もすべてこの組み合わせでデジタイズしたもの。これでじゅうぶん精密な画像が得られていて、今のところ機材追加の必要性も感じていません。

ES-2を買うのにニコン機がなく悩んでいる方。この組み合わせでぜひお試しを。



『キヤノン機以外の対応レンズも知りたい!』という方はぜひこちらのブログを。デジタイズのワークフローも非常に詳しく紹介されているので、これからやろうという方は必見です。

参考:デジタルデュープのススメ ⑤使えるレンズはどれなんだ?

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撮影済みネガの保管にネガアルバムなるものを使っています。

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今月、2冊目のネガアルバムが届きました。アルバム1冊にフィルム50本分を収納できるので、今日までに50本のフィルムを使い切ったことになります。

思い返せば初めてフィルムカメラを買ったのが去年の9月。9ヶ月で50本ですから毎月5~6本ずつフィルムを消費してきた計算になりますね。

関連:【初フィルムカメラ】Nikon FMを買いました

たくさん使えばいいというわけではありませんが、これはこれで1つの節目。飽き性な自分をここまで惹きつけてくれたフィルムカメラに感謝です。

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節目、となると気になったのはこれまでフィルムにかかった費用。趣味にかけるお金を計算するのは野暮な気もしますが、これはこれで情報。フィルムカメラを始めるとだいたいどれくらいのお金がかかるのを超ざっくり計算してみました。


フィルム代


これまで使ったフィルムを1本ずつ振り返るのは面倒なのでざっくりと振り返ります。ぼくがメインで使ってきたのはX-TRAや業務用、ロモグラフィーなど、安めのフィルムがほとんど。

1本おおよそ500円として計算しましょう。

500円 × 50本でフィルム代は25,000円。この金額で半年以上楽しめると思えば安いかなという印象です。

もちろんポートラやエクターなどの高級フィルムをメインで使ったり、中判をやったりするともうちょっと高くなるでしょう。逆に業務用フィルムを使うとかB&Hから安いフィルムを輸入するなりしていればもう気持ち安くなるかもしれません。

関連:アメリカのB&Hから買ったフィルムが届いた


現像&データ化代


フィルム代と並び、誰がどんなスタイルでフィルムを楽しむにしてもかかるコストがこれ。フィルムは撮影をしても現像とデータ化をしないと写真を見ることが出来ませんからね。

ぼくは最近になって自家現像や自家スキャンをし始めましたが、今日はざっくり計算なのでノーカウントでいきましょう。自家現像をするための薬品代や用具代もかかっているわけですし。

関連:ES-2を使ったフィルムデータ化の途中経過と作例

さて。

家電量販店での現像&データ化費用の相場は1,100円程度。ぼくが最も多く利用するビックカメラは税込1,188円。これに10%分のポイント割引がつくので実質1,070円ですね。次いで多く利用するのがカメラのキタムラで、こちらは1,188円でポイントなしになっています。

(ちなみにコイデカメラはこれで1,000円と安いです。店舗数は少ないですが近所にある方にはおすすめです)

今回は間をとって、現像&データ化費用は1本あたり1,100円としましょう。

計算すると1,100円 × 50本で55,000円。おー、フィルム代よりもかかってる。数千円のSDカードでほぼ無制限に撮影が出来るデジタルとは全然違いますね。

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50本のフィルムの撮影・現像で8万円



というわけで50本のフィルムを撮って、鑑賞するのにかかる最低限の費用は80,000円でした。『フィルムは高くなった』とは言いますが、ひと月にすれば10,000円かかっておらず、趣味として見ればそこまで高くないですね。

とはいえここにカメラ代を含んでいないので、費用はもうちょい嵩みます。これからフィルムカメラを始めたいという方は、これをベースに欲しいカメラの金額を足してもらえればと思います。

ちなみにぼくは50本のフィルムを撮りきるまでにニコンFM・オリンパス TRIP35・ライカM3と3台のカメラを購入しています。レンズも含めるとだいたい20万円くらいかかったでしょうか。中古カメラの価格は本当にピンキリなので、このあたりは財布と好みに相談する必要がありますね。

数千円で買えるフィルム一眼レフもたくさんあるので、最初の1台とセットレンズだけで満足できればかなり安上がりに楽しめそうです。


そういえばこのネガアルバムが廃盤になったらこれからどうしよう。フィルムと同じでこうした関連商品もどんどんなくなっていくはず。アナウンスがあったらまとめ買いするしかないのかなー。




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貴重な平日の休みを使って新宿御苑に行ってきました。カメラのシャッター音を聞きながら緑の中を歩く...これは最高の癒しですね。

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カメラはいつものライカM3にプラナー 50mm F2 ZM。フィルムはコダックのウルトラマックス400です。万能なのでどうしてもISO400のフィルムを増やしがちなのですが、こういう快晴の日のためにISO100のフィルムもストックしておこう。



新宿門の入り口で入園料の200円払い散策開始。

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門を入ってすぐのところに人だかり。カメラの先にあるのは紫陽花でした。

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プラナーでギリギリまで寄って撮影。葉の力強さとは対照的に淡い花びら。きれい。

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特にお目当を決めていなかったので、とりあえずブラブラ。木々の間から差し込んでくる光が気持ちいい。

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ちなみに今回の写真もニコンのES-2でスキャンしたものです。彩度がかなり高めに出ていますが実はこれでも補正で下げています。

これはPhotoshopのクセなのかスキャン時の設定か。それともそもそも撮影時点で高彩度で写っているのか。このあたりはいろんなフィルムでデータを取っていくしかなさそうです。

四隅のかすみはスキャン時のものだと思うので、そこは工夫が必要かな。それでも前回のスキャンよりはずっといい結果が得られている気がしています。



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都内でこんなに空を広く撮れる場所はなかなかない。ということで、これでもかと空を写しています。芝生のグリーンとブルーの組み合わせが爽やか。

Photoshopでかすみの除去を少しかけるとこういうフィルムっぽい空になるのがわかりました。空の白い点はたぶんレンズのホコリです。フィルム面のホコリにばかり気を取られていたので次は注意しなきゃ。

撮影し直せばよかったんだろうけど面倒なのでそのままで。これはこれでフィルムっぽい感じもします。

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ベンチのまわりは意外とフォトジェニック。

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ピクニックをする人もいれば、ただ寝るだけの人も。

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ちょっと青みが強いかな?

1ロールの中でも補正レベルによる見え感のバラツキが出ている。次はもうちょっとちゃんと整えよう。

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写真はこれでおしまい。いやー気持ちの良いひとりフォトウォークでした。

新宿御苑に来るのは本当に久しぶりでしたがとにかく良い面ばかりの公園でございました。入園料がかかるからか、人が多すぎないのもグッド。天気の日はカフェよりも御苑でゆっくり、なんていうのもいいですね。コンビニのコーヒーなら入園料を足しても料金はカフェと変わらないし。

強いてマイナスをいえば場所が新宿というところでしょうか。新宿には中古カメラ屋がたくさんあるので、散歩のあとに思わず買い物しそうになりました。危ない危ない。



▼同じカメラやレンズ、フィルムで撮った作例はこちらから。タグからも検索できます。





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ニコンのES-2という製品を使ってフィルムのデータ化を始めました。

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フィルムのデータ化は通常、ビックカメラやキタムラなどのお店でやってもらうのが一般的。それを自分ですることで経済的に、かつ自分好みの写真に仕上げることが出来る。

またこのES-2はデジタル一眼レフでフィルムを撮影することでデジタイズする。そのため、フラット型のスキャナーと比べると作業時間を大幅に短縮できるのだ。

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そんな前評判を聞いてぼくもES-2を購入。それについてはブログにも書きました。



それから何度かES-2でのデータ化を試みていますが、これが思っていた以上に難しい。タケルさんのブログ記事を参考に作業をしているのだけど、なかなか同じような精細さになってくれない。



撮影自体もさることながら、そこからLightroom→Photoshopと編集していくので作業時間が結構かかる。それにカラーネガは今もお店で現像してもらっているから、これまでのフローと比べると格段に時間を食うようになってしまった。これはアカン。

納得いくデータが上がってくればこの手間も気にならないのでしょうが、今はそのデータにも困っている状態です。

とはいえ、先人たちの作例を見る限りもっとキレイに仕上げる方法は確実に存在する。早くコツを掴みたいところある。


ES-2を使ってデータ化した作例


とりあえず、現状のデータをのせてみます。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

ES-2を使ったデータ化にはいくつか注意しなくてはいけない点がありそうです。まずはフィルムに当たる光を一定量にすること。この写真では左上と右下に明度のムラが出てしまっています。

色がマゼンタに寄ってしまうのも編集を難しくしている気がする。前述のタケルさんのブログにあった通りフィルムベースはオレンジ色をしており、これを最初に差し引いておかないとパラメータを全振りしても補正しきれない。

それを避けるべく青いフィルターをかけると今度は光量が不足してしまう(今はスマホのライトボックスアプリを光源にしています)。ISO100でやっているのでシャッタースピードが2〜4秒程度。リズミカルに撮影していけないのもストレスになっています。ライトテーブルかきちんとした照明が必要かもしれない。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

同じネガをショップでデータ化して見比べるとわかりやすいのだろうけど、そこまで手間をかけるのもなぁ。何かうまい方法ないかしら。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

ちなみにウェブ上の情報によれば、一番確実なのはPhotoshopの自動補正のようです。工数を考えてもそれが一番ですね。そのためにも早くES-2撮影時のセッティングを詰めることが必要だ。モノクロでもやってみなきゃ。


こんなことをツイッターに書いていたら、ぼくのテンションを察してか優しいお言葉をいただきました。



なるほどたしかに。そもそも正解はないのだから自分が納得できる写真が出来たらそれでいいじゃないと。おっしゃる通りです。お店の仕上げに目が慣れすぎていたのかもしれない。

そういえば、モノクロフィルムの自家現像を始めたときもこんな気持ちになりました。慣れた人は『自家現像は簡単だよ』って言うけど、最初は失敗ばっかりで。それが何度目かに成功して、今は現像自体が楽しくなっています。

きっとこういうことなんでしょうね。まずは1枚。スキャンの成功体験が欲しい。

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PCを見返していたら、まだブログやツイッターに載せていないフィルム写真が結構あるのに気がついた。

公開しなかった理由は様々あるのだけど、一言でいえば『イケてない』から。それらの写真はピントがあっていないとか水平が取れていないのが共通の特徴。

『フィルムなら失敗すらいい感じになる』とも言うけれど、さすがに自分の中にも納得できるボーダーラインがある。ダメなものはダメ、とお蔵入りになった写真がたくさんあります。

でも。

そんなダメダメ写真であっても、撮影から時間がたったいま見返すと別に悪くないように思えてきた。いや、かえってそのダメさ加減が良いとさえ。

というわけで、きょうは思い出補正に任せて今までのボツ写真を何枚か出してみます。

カメラはオリンパス TRIP35、フィルムはフジカラー SUPERIA X-TRA400です。




OLYMPUS TRIP35 × FUJICOLOR X-TRA 400



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連なる自動販売機。早速なかなかの失敗っぷり。

斜めだしピントもあっていない。ちなみにこのころはまだTRIPを買ったばかり。ゾーンフォーカスのコツが掴めていないのがよくわかります。

ファインダーとレンズの位置関係のせいか、想定していた構図よりも右寄りが写っているのも失敗ポイントですかね。

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これも同じ日の写真。

オシャレなカフェを見つけて撮ってはいいものの、写真で見るとなんだかイマイチ。そんな理由でお蔵入りしていた写真です。

改めて見るとそんなに悪くない。もちろん一度撮った写真の写りが変わるなんてことはなく、『あの頃は若かったなぁ』っていう思い出と情報によって良く見えるようになるんですよね。

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なんでこんなのを撮ったのかまったくわからない(笑)。別に珍しくないマンホール。

よっぽどTRIPで何かを撮りたかったのかな。

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これもピントがあっていないけど、よく見ると上の方にネコがいる。そうだ、この日は雨が降ってたんだった。それで、傘を片手にノーファインダーでネコを狙ってみたんだ。

結果は見ての通り。ノーファインダーチャレンジは失敗に終わりました。

たった写真1枚の話なんだけど意外なほどに記憶が残ってる。

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表参道の善光寺。表参道ヒルズやアップルストアのすぐ裏手にこんなお寺があるんです。

この写真は構図は好きなんだけどピントが。。。きっとゾーンフォーカス3mとかで撮っちゃったんだろうなぁ。無限で良かったのに。


こういう失敗は本当に凹むんですよね。36枚しか撮れないフィルムのうちの貴重な1枚ですし、財布にもダメージがある。いつか失敗をしないスキルを身に付けたいものです。

とにかく。

失敗写真は時間を置いてもう一度見る。もしかしたらそのうちの何枚かは好きな写真に進化しているかもしれない。



▼TRIP35の作例はほかのエントリにものっています。お時間のあるときにぜひ。







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