フィルムカメラで撮るブログ

フィルムカメラ好きの日記です

ニコンのES-2という製品を使ってフィルムのデータ化を始めました。

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フィルムのデータ化は通常、ビックカメラやキタムラなどのお店でやってもらうのが一般的。それを自分ですることで経済的に、かつ自分好みの写真に仕上げることが出来る。

またこのES-2はデジタル一眼レフでフィルムを撮影することでデジタイズする。そのため、フラット型のスキャナーと比べると作業時間を大幅に短縮できるのだ。

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そんな前評判を聞いてぼくもES-2を購入。それについてはブログにも書きました。



それから何度かES-2でのデータ化を試みていますが、これが思っていた以上に難しい。タケルさんのブログ記事を参考に作業をしているのだけど、なかなか同じような精細さになってくれない。



撮影自体もさることながら、そこからLightroom→Photoshopと編集していくので作業時間が結構かかる。それにカラーネガは今もお店で現像してもらっているから、これまでのフローと比べると格段に時間を食うようになってしまった。これはアカン。

納得いくデータが上がってくればこの手間も気にならないのでしょうが、今はそのデータにも困っている状態です。

とはいえ、先人たちの作例を見る限りもっとキレイに仕上げる方法は確実に存在する。早くコツを掴みたいところある。


ES-2を使ってデータ化した作例


とりあえず、現状のデータをのせてみます。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

ES-2を使ったデータ化にはいくつか注意しなくてはいけない点がありそうです。まずはフィルムに当たる光を一定量にすること。この写真では左上と右下に明度のムラが出てしまっています。

色がマゼンタに寄ってしまうのも編集を難しくしている気がする。前述のタケルさんのブログにあった通りフィルムベースはオレンジ色をしており、これを最初に差し引いておかないとパラメータを全振りしても補正しきれない。

それを避けるべく青いフィルターをかけると今度は光量が不足してしまう(今はスマホのライトボックスアプリを光源にしています)。ISO100でやっているのでシャッタースピードが2〜4秒程度。リズミカルに撮影していけないのもストレスになっています。ライトテーブルかきちんとした照明が必要かもしれない。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

同じネガをショップでデータ化して見比べるとわかりやすいのだろうけど、そこまで手間をかけるのもなぁ。何かうまい方法ないかしら。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 ZM / FUJICOLOR 業務用100

ちなみにウェブ上の情報によれば、一番確実なのはPhotoshopの自動補正のようです。工数を考えてもそれが一番ですね。そのためにも早くES-2撮影時のセッティングを詰めることが必要だ。モノクロでもやってみなきゃ。


こんなことをツイッターに書いていたら、ぼくのテンションを察してか優しいお言葉をいただきました。



なるほどたしかに。そもそも正解はないのだから自分が納得できる写真が出来たらそれでいいじゃないと。おっしゃる通りです。お店の仕上げに目が慣れすぎていたのかもしれない。

そういえば、モノクロフィルムの自家現像を始めたときもこんな気持ちになりました。慣れた人は『自家現像は簡単だよ』って言うけど、最初は失敗ばっかりで。それが何度目かに成功して、今は現像自体が楽しくなっています。

きっとこういうことなんでしょうね。まずは1枚。スキャンの成功体験が欲しい。

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PCを見返していたら、まだブログやツイッターに載せていないフィルム写真が結構あるのに気がついた。

公開しなかった理由は様々あるのだけど、一言でいえば『イケてない』から。それらの写真はピントがあっていないとか水平が取れていないのが共通の特徴。

『フィルムなら失敗すらいい感じになる』とも言うけれど、さすがに自分の中にも納得できるボーダーラインがある。ダメなものはダメ、とお蔵入りになった写真がたくさんあります。

でも。

そんなダメダメ写真であっても、撮影から時間がたったいま見返すと別に悪くないように思えてきた。いや、かえってそのダメさ加減が良いとさえ。

というわけで、きょうは思い出補正に任せて今までのボツ写真を何枚か出してみます。

カメラはオリンパス TRIP35、フィルムはフジカラー SUPERIA X-TRA400です。




OLYMPUS TRIP35 × FUJICOLOR X-TRA 400



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連なる自動販売機。早速なかなかの失敗っぷり。

斜めだしピントもあっていない。ちなみにこのころはまだTRIPを買ったばかり。ゾーンフォーカスのコツが掴めていないのがよくわかります。

ファインダーとレンズの位置関係のせいか、想定していた構図よりも右寄りが写っているのも失敗ポイントですかね。

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これも同じ日の写真。

オシャレなカフェを見つけて撮ってはいいものの、写真で見るとなんだかイマイチ。そんな理由でお蔵入りしていた写真です。

改めて見るとそんなに悪くない。もちろん一度撮った写真の写りが変わるなんてことはなく、『あの頃は若かったなぁ』っていう思い出と情報によって良く見えるようになるんですよね。

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なんでこんなのを撮ったのかまったくわからない(笑)。別に珍しくないマンホール。

よっぽどTRIPで何かを撮りたかったのかな。

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これもピントがあっていないけど、よく見ると上の方にネコがいる。そうだ、この日は雨が降ってたんだった。それで、傘を片手にノーファインダーでネコを狙ってみたんだ。

結果は見ての通り。ノーファインダーチャレンジは失敗に終わりました。

たった写真1枚の話なんだけど意外なほどに記憶が残ってる。

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表参道の善光寺。表参道ヒルズやアップルストアのすぐ裏手にこんなお寺があるんです。

この写真は構図は好きなんだけどピントが。。。きっとゾーンフォーカス3mとかで撮っちゃったんだろうなぁ。無限で良かったのに。


こういう失敗は本当に凹むんですよね。36枚しか撮れないフィルムのうちの貴重な1枚ですし、財布にもダメージがある。いつか失敗をしないスキルを身に付けたいものです。

とにかく。

失敗写真は時間を置いてもう一度見る。もしかしたらそのうちの何枚かは好きな写真に進化しているかもしれない。



▼TRIP35の作例はほかのエントリにものっています。お時間のあるときにぜひ。







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今週のフィルム界隈はすごかった。

何がすごいって、そりゃあもちろん中判カメラですよね。美しすぎる作例が大フィーバーしてます。『こんなの見せられたらみんな中判欲しくなるよな?』ってレベル。

物欲を大いに刺激されたこの気持ちをみなさんに共有しておきます。

filmnews13




まずがZenza Bronica S2のレビュー記事。

中判ならではの解像度もさることながらとにかく作例が美しい。写真センスがすごい。しかも撮影地が海外。すべてが揃った究極の作例。

ゼンザブロニカが今も新品で売ってたら、この記事から相当な額のアフィリエイト収入が出ると思う。




続いてNORITA 66。

被写体が浮かび上がるような立体感。夕暮れと玉ボケ。まさしくマジックアワー。

ノリタってフィルムカメラの中でもかなりマニアックな立ち位置だと思うけどこんなにいいんだ。っていうかゼンザブロニカやノリタがこれだけ写るんだから日本のカメラ技術は激ヤバだ。




今度はRolleiflex 2.8D。こっちはヨーロッパのカメラですね。ツァイスのプラナー 80mm/f2.8で撮られています。あ、イコンタもあった。

こっちはこっちでいいんですねぇー。もうため息が出てしまう。

『ブローニーがあるうちに楽しんでおく』っていうのはまさにその通りだよなぁ。このまま中判をやらずになくなってしまうのは寂しい気もする。




アレモコレモさんのバケペン。こちらもすごい。っていうかデカイ。

と、ここまで書いてきて思ったんだけど、中判って本当に存在するカメラなのだろうか(笑)。こうしてウェブでは見かけても実際に街で使われているシーンなんて見たことないぞ。

中判で撮影に行くときに誰かお供させてくれないかなー。

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奥さんからは歓迎されないけど、相変わらずモノクロで子供を撮っている。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 / ARISTA EDU ULTRA 400

不思議とモノクロだと部屋の散らかりが気にならない。

フィルムはARISTA EDU ULTRA。粒子の粗さが良い雰囲気を出してくれるフィルムです。



それにしても子供の寝顔は平和ですね。見ているこっちの表情がついつい緩んでしまう。

こんなふうに休日をまるまる一緒に過ごせる時間はあとどれくらいあるのだろうか。まだまだ長いのかもしれないと思う一方で、もう数えるほどしかないのかも...なんて考えたりもする。

『かわいい時期はあっという間だよ』

幼児期の子育てを終えた先輩たちは決まってそう言う。けれど、そのまっただ中にいる身として、とてもそんな気持ちにはなれないな。

まぁ、でも。

このさき後悔だけはしないよう、なるべくたくさんの写真を残しておきたいとは思う。

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Leica M3 / Carl Zeiss Planar 50mm F2 / ARISTA EDU ULTRA 400

この写真はピントが甘々だ。

こんな写真、フィルムカメラを始める前はプレビュー後にすぐさま消去していた。それがフィルムを楽しんでいる今では『これはこれでいいや』と開き直ることが増えた。

デジタルとフィルムではたかだか記録メディアが違うだけ。でも、それだけで写真の撮り方・見方は驚くほどに変化した。中でも一番変わったのは、限りあるフィルムの方がたくさん写真を撮っていること。ロジカルとは真逆のこんな現象が、いま自分に起きている。



▼子供つながりでこんなエントリもあります。子供に写ルンですを渡して自由に撮らせてみました。



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ちょっとマニアックな話なのだけど、カメラやフィルムは海外からの個人輸入が安くて良い。
フィルムは送料を入れても日本より3割〜5割引き。これについては以前ブログにも書きました。



今回もまたアメリカのカメラショップ B&Hで買い物をしたのでご報告です。

購入したのはニコンのフィルムデジタイズアダプター ES-2。フィルムをデジタルデータにするためのアダプターです。そのまんまか。


言うまでもなくフィルムで撮った写真はアナログデータ。フィルムのままではこうしてブログやSNSに使えませんし、LINEで友達にシェアも出来ずさすがに不便。

ネガのデジタルデータ化は家電量販店で受け付けてくれますが、毎回お金がかかる(ビックカメラは540円)うえデータがCD渡しなので保管場所もとる。解像度もやや物足りない。

こういった問題を解決するのがES-2というわけです。

使い方は簡単で、一眼レフのレンズの先にES-2を取り付けてそこにフィルムを挟む。そのネガを一眼レフで撮影するだけです。

これなら自宅でデータ化が出来ちゃいますし、しかも高解像度といいことづくめ。

そんなES-2にも、ひとつ問題があります。それが値段で、価格.comの最安値で17,500円(2018年5月31日時点)。

フィルムを使い続けていればいつかは元が取れるとはいえ、ちょっと躊躇してしまう価格設定。

うーん。悩ましい。もうちょっと安くならないか....


ES-2はB&Hだといくら?



というわけでB&Hを調べてみたら、ありましたES-2。価格は139.95ドル。仮に1ドル108円とすると日本円で約15,115円ということになります。おぉ、日本よりちょっと安い。

ただ、それに日本までの送料(最安で約1313円)が乗ると価格は結局16,428円。日本で買うより1,000円安いだけという結果になりました。

これだとちょっと悩んじゃうのですが、どうせ急がないし、確実に1000円安く手に入るならB&Hで買うのはアリ。

そう決めてECサイトをチェックしていくと、今度は肝心のES-2が全然入荷されない。

日本でもまだ発売まもない商品だからか、ステータスはずーっと先行オーダー受付中。これがなかなか長かった。

そのステータスは日を改めても変わらず、『本当に販売しているのか?』と疑ったくらいです。


突如現れたOPEN BOXコンディション



そんな入荷チェックを1ヶ月くらい続けた頃でしょうか。先行オーダーページに突如、別のES-2が出品されているのに気がつきました。

それがOPEN BOXという状態のもの。ちょうどAmazonの商品ページに同商品の中古が出てくるような感じです。

そのOPEN BOXの価格はなんと99.95ドル。送料を入れても12,108円と激安。日本で買うより5000円以上お得です。


でも、なんでこんなに安いんだろう?

そう思い、購入前にB&Hのコンディションレートを確認してみることにしました。

当然ですが一番上はN。これはNew(新品)のNでしょうね。説明にはBrand New / Never usedと書かれています。

その次にランクされているのがOB(OPEN BOX)で、説明は『箱は空いているが、メーカー保証はフルで受けられます』となっていました。

なるほど。これは展示品とかECサイトの商品画像用に開封したものかもしれない。もしくはAppleの整備済み品のように、メーカーが再整備してほぼ新品として出しているとか。

一応、OBの次のレートも確認しておく。

すると、次はDでその次がRという順。なんとDがデモンストレーション、Rがリファービッシュ(再整備)とのこと。

ということは、OPEN BOXは展示品でも再整備品でもない、『ただ箱を開封しただけのほぼ新品』ということになる。

マジか。これは買うしかない。だってほぼ新品だもの。このあと秒速でOPEN BOXのES-2をポチりました。

OPEN BOXのES-2はぼくの購入後すぐにECサイトから消えたのでおそらく1点もの。これはラッキーというしかないですね。

っていうかアメリカのショップなのにこんなに細かくコンディションレート付けてるB&Hはすごい。

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届いたOPEN BOXの状態は?


こんな経緯で注文したES-2が今週届きました。かかった時間はアメリカから日本までで2週間ほど。

前回フィルムを購入したときも同じくらいだったので、B&Hから一番安い送料で配送するとだいたい10日から2週間みておけば間違いなさそうです。

念のため、OPEN BOXの商品状態を確認してみます。

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おぉ、箱はニコンのオリジナル。クチは開封された後にテープで留められているようです。

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裏面にはUSEDのシールが。U-STOCKもUSED STOCKって意味なのかな。

これが店頭にあったのか倉庫にあったのかはわかりませんが。現地ではUSEDとして扱われていたのだろうか。

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箱を開けてみる。

パーツの1つ1つがきちんとプチプチに包まれていてありがたい。

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中身は欠品のないフルセット。説明書と保証書も同封されていました。

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状態はやはりほぼ新品。なんなら新品として売ってもいいんじゃないのというレベル。で、OPEN BOXとは本当に『ただ開封しただけ』の商品でした。

もちろんOPEN BOXの商品は常にあるわけではないでしょう。

欲しい物が決まっていて、かつ気長に待てる、みたいな状況であれば定期的にB&Hをチェックするのがオススメです。



▼2018年6月18日 追記。ES-2を使ってデジタル化したデータがあがったので載せています。参考になれば幸いです。





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