blog@sutougen

フィルムカメラについて書くブログ。Nikon FM / OLYMPUS TRIP 35を使っています

2014年10月

テレビ業界と聞いてみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?

「ギロッポンでシースー」 みたいな業界用語だったりカーディガンを肩にかけ局内をさっそうと歩くおっさんだったり、イスで寝るADの姿だったり。そんなイメージ。

ぼくが実際にテレビ業界で働いてみた感想としてはだいたいが「テレビで見た光景だ!」です。

そんなテレビ業界のことがよくわかる資料として「菅原正豊のテレビ言語の基礎知識」をご存知でしょうか?今から20年前に書かれたいわゆる業界用語辞典のようなものですが、テレビ業界の空気感がよくわかります。テレビ業界への就職を考えているチャレンジャーは見ておくことをオススメします。

関連:菅原正豊のテレビ言語の基礎知識 - テレビ番組制作と各種プロモーションのハウフルス

2015-12-01 テレビ

・中はテレビっぽい言葉のオンパレード

ページを開くと会議、企画書、放送作家、編集、ADなどなどのテレビ業界用語がドバドバ出てきます。

例えば会議について。テレビ業界の会議は本当この通り。
会議はレギュラー番組において週1回、2時間くらいを通常はプロデューサーの仕切りで進められます。会議において大切なことは「遅刻したときの言い訳」「早退するときのタイミング」この2点に絞られます。(中略)

通常会議で物事が決まることはほとんどありません。問題点が出され、いつも決まった人のみが発言し、何となく雰囲気で解散します。持ち越された問題に関してはその後、担当のディレクターが一人で悩めばいいのです。
我ながらこれでいいのかと思うけど…社会では会議に関する本まで出ているというのに。


編集の説明もかなり香ばしい。
収録したテープを放送時間内につなぎ込む作業。
(中略)この作業にスタッフは数日間、24時間カンヅメ状態になるのです。深夜から朝にかけてはコンビニで買い込んだ夜食と栄養ドリンクが生きるための主食となります。

買い出しは末端のADが行うため健康に気をつかうことなど考えません。彼らの好みである甘い物を中心にラインナップされていくのです。

たばこは5分に1本はすすみます。つまり酒を飲む以外の体に悪いとされている行為はすべてこの編集中に行われるのです。
『酒を飲む以外の体に悪いとされている行為はすべてこの編集中に行われる』ですって。

編集ってすごいでしょう。これぞテレビ。10分のVTRを編集するにも10時間はかかりますからね。
命を削ってVTRを出してる感じです。

ほかにも面白い(怖い)用語がいっぱいあります。MAの欄なんて見たらテレビの見方が変わるかも・・・


・最後に

ちなみにこれを書いた菅原正豊さんというのはテレビ制作会社ハウフルスの偉い人。ケンミンSHOWとかアド街を作ってる会社です。テレビ局と違って制作会社はたくさんあるので、自分が好きな番組を手がけているところを見てから就活すると良いでしょう。

それでは。


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ボールペン画クリエイターのさとうあすかさんから新刊を送っていただきました。

読ませていただきましたが、中身がなかなか常軌を逸した内容でさとうらしい。

正直『子供向けなのかな?』と疑わしいほどのレベルです。

ぷちこちゃ イラストブック



写真 2014-10-07 20 46 38

問題の本がこれ。

『さがしえとぬりえであそべる!ぷちこちゃ イラストブック』
です。

タイトルの通り、このテイストの絵を使ったさがしえ(ウォーリーみたいなやつ)や塗り絵をして遊べる本です。

表紙には小さいキャラクターがたくさん描かれていて、楽しそうな感じが伝わってきますね。

一見なんの問題もないように思えますが、下の画像を見てもらいたい。

写真 2014-10-07 20 47 09

15インチのMacbook Proと比べると実はこんなに小さいんです。

なんなんだこれは。もうこの距離からじゃキャラクターは認識できない。リンゴの表紙にしか見えない。

では、さらに寄っていきましょう。

写真 2014-10-07 20 47 30

ぐぐぐっ。

実はキャラクターのサイズはキーボードの「さ」の字と同じくらい。それがこの表紙だけでアホみたいな数、書いてあります。

写真 2014-10-07 20 46 52

確認ですが、この本は『全編この絵を使って塗り絵とか探し絵をして遊ぶ』んですね。それがどういうことなのか、もうおわかりでしょう。

もはや苦行レベルです。

まとめ



これを書いたさとうさんはもちろんですが、チェックした担当編集者さんもめちゃめちゃ大変だったろうなぁ。

いったいどれだけの根気があればこの本をチェックできるんだと。その苦労が報われるといいなと願いつつ、きょうのエントリは締めさせていただきます。

では。





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